日本の工業を守る

日本の工業とを輸出する

鉄道の輸出と日本の工業技術力

日立製作所や三菱重工業、日本車輌製造、JR東海など、我が国には鉄道の製造に携わる企業が数多く存在します。それら企業は、国内にとどまらず広く海外にまで、新幹線や関連機材などを輸出することにより利益を得ています。最近では、台湾に新幹線を建設した事例が新聞紙上を賑わしましたが、鉄道に関する我が国の工業技術力が海外で正当に評価された結果の表れといえるものです。もちろん、評価されたのは技術力だけではなく、日本の新幹線の安全性・コストはもとより、その国々に見合ったシステムに柔軟に適合させることのできる企業と日本人の持つ総合的な能力の高さだと思えてなりません。今後も、新幹線の輸出は増加すると見込まれていますが、海外のライバル企業に負けることなく、各企業が力を合わせて契約を勝ち取ることが期待されています。

マニアのためだけではない鉄道

鉄道は文明開化の象徴であり花形でもありました。日本だけでなく世界中で、工業化・近代化のために必要不可欠のように思われていた時代があったのです。人間ばかりでなく様々なものが運ばれていました。現代では新幹線のような高速のものを除いては、時代遅れのしろものか、一部のマニアのためにあると思い込んでいる方もいらっしゃるようでとても残念です。確かに現代では、特に地方では、自動車の方が電車よりも優勢です。そして自動車も、今の暮らしにはなくてはならないものです。ですが一般の鉄道がその役割をすでに終えたかというと、そうではないと思います。現代の高齢化社会にあって、むしろその必要性は増しているのではないでしょうか。多くの人々の当たり前の生活を守るため、日本の工業技術を守るため、なくなってはならないものでしょう。

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